我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
裏庭に放鳥していたアローカナの雌鶏1羽が野良猫に襲われた反省・教訓から、改善策を検討し、6月28日(日)に裏庭に防獣ネット張って放鳥用の柵を作りました。
参考記事:我が家のニワトリ(124)〜裏庭にアローカナの放鳥用防獣ネットを張りました
完成した防獣ネットの柵の中で、「つつき」の雌鶏や孵卵器で孵化したひよこをそれぞれ放鳥して自由に遊ばせます。
放鳥されたアローカナは、せっせと地面をかき分けて虫や雑草をついばんでいます。
「チキントラクター」という言葉もあるくらい、ニワトリを放しておくと雑草をしっかりと食べてくれます。
と、こうして柵を作ってアローカナを放鳥して5日間、作った当初にはあまり気にしていなかった問題点が次第に見えてきました。
問題点①〜柵の高さ
そう、低すぎます(笑)
高さ90cmの防獣ネットを安全対策のため3重にして張り巡らせてありますが、そもそもこの高さでは、大人のアローカナ(もしかしたら中びな程度でも?)では軽々と飛び越えてしまいます。
この鶏小屋の屋根に自分の力で飛び乗ることができるのですから、90cmの高さは余裕ですね。
エサを探して地面をつついている間は柵の中でもおとなしくしていますが、出ようと思えば簡単に出ることが出来ます。
これではあまり意味がありません。
※実際に夕方に柵の中に放鳥していたところ、目を離して戻ってみると柵から出て自分の小屋へ戻っていました(笑)
問題点②〜柵の強度
これは、ある意味で永遠の課題です。。
やはり園芸用の支柱を立てて防獣ネットを張ったとしても、本気で襲おうと思った害獣をこれでは防ぐことはできません。
あくまでも、
「獲物を捕まえて逃げるには少し手間がかかるかな?」
と相手に狩りを躊躇させることが目的です。
しかし、実際には、柵も押せば倒れる程度の強度ですので、3重にネットを張ったとしても強度の点からは少し不安です。
さらには、強風が吹けばネットもあおられて支柱も緩くなり倒れやすくなってしまいます。
問題点③〜鶏小屋の陰となり常に見えない
そして、これが1番の不安な点。
自宅の窓から裏庭を眺めた際に、この鶏小屋があるために柵が全く見えないのです。
さすがに柵の中にアローカナを放鳥している間、常に柵の側で様子を見ているわけにもいきません。
さらには、我が家のアローカナを襲った野良猫が獲物の味を覚えたのか、どうやらまだ付近をうろついているようです。
これでは心配で、安心してアローカナを自由に放鳥しておくわけにもいきません。
と、いろいろと次の改善策を考えていたところ・・・・
鶏小屋の脇にある畑の一角。
鶏小屋とサトイモを植えた間のスペースですが、今のところは何も野菜を植えていないので、自由に使えます。
この場所はちょうど我が家の窓から見下ろすこともでき、柵を作るにも良さそうな場所です。
ということで、ここに新たに放鳥用の柵を張ること!
〜後編へ続きます〜