7/23に孵卵器へセットしたアローカナの卵9個。(その㉓)
孵化予定日だった8/13に2羽の雛が孵化しました。
残りの7個の卵ですが、ヒビは入っても孵化する様子がしばらくありません。
結果的に、残り7個のうち3個にヒビが入りましたが、うち孵化できたのは1羽だけでした。
その1羽も、こちらで軽く卵を割ってあげてようやく孵化できた雛であり、自力で孵化した他の2羽よりも少し弱々しい感じです。
残りの卵は途中で力尽きてしまった、いわゆる「死ごもり卵」。
残念ながら、可愛そうですが、こうなってはどうしようもありません。
自然に親鶏がいれば殻をつついて出させるということも聞いたことがありますが、こちらは孵卵器であり、本来人の手で無闇に手助けするのも良くないのかもしれません。
それに、自力で孵化できないような雛は、そもそも生きていく十分な力が無い雛であるといいます。
残酷かもしれませんが、自然界では弱い個体はこうやって自然に淘汰され、強い個体が生き延びるんですね。
こうして、孵化予定日である8/13の2日後である8/15、これ以上は孵化しないと判断して今回の孵卵器を終了しました。
今回の孵卵器の結果は、
- 7/20……3個 → 1個孵化
- 7/21……1個 → 孵化せず
- 7/22……3個 → 1個孵化
- 7/23……2個 → 1個孵化
です。
今回の孵化率が低かった原因として、いろいろと調べてみたところ、
- 夏場で温度が高かったのでは?
という可能性があります。
確かに孵卵器の温度は38℃に設定していますが、そもそも夏場で部屋の温度もそれなりに高いので、かえって良くないのかもしれません。
先に孵化したアローカナのひよこを差し上げたお隣の果樹農家さんからも、「夏場のひよこはあまり良くない」という話も聞きました。
次に孵卵器をかけるときは、そのあたりも注意しなければなりませんね。
こうして、今回無事に孵化した3羽のアローカナの雛。
記念に一羽ずつ撮影です。
無事に孵化した3羽の雛を、これから大切に育てていきたいと思います。