初めてコンニャク作りに挑戦してみた記録です。
前回の続きです。
前回記事:初めてのコンニャク作りに挑戦です(その②)〜いよいよコンニャク作りです(前編)
近所に畑を借りて家庭菜園を楽しんでいる知り合いの方からいただいた立派なコンニャク芋。
ご自身で作るのは面倒?なのでコンニャク作ったら少しお裾分けするという条件(笑)で、5年ものとなる大きなコンニャク芋をいただいたのが2022年10月下旬のこと。
それから月も変わって11月13日、いよいよ初めてのコンニャク作りです。
2022年11月13日〜初めてのコンニャク作り
約1kgのコンニャク芋でコンニャク作り
ということで、前回の続きです。
5年もののコンニャク芋を包丁で切って半分にしてみました。
真ん中からは切れなかったので、少し横にずらして切った分の重さは、約1.2kgありました。
ここから、表面の皮を剥いていきます。
あらためて、コンニャク芋を取り扱う上での注意点は、直接手で触らないこと。
コンニャク芋には、シュウ酸カルシウムという毒物が含まれているため、素手で触るのは危険なので、ゴム手袋を装着して作業します。
こうして、皮を剥いてぶつ切りにした状態がこちら。
重さは約1kgほどになりましたので、まずはこの分量でコンニャクを作ってみます。
フードプロセッサーにかけます
ぶつ切りにしたコンニャク芋を、さらにある程度細かくしたら、フードプロセッサにかけてすりおろします。
1kgのコンニャク芋は1回では全て終わらないので、何度かに分けて行いました。
鍋で煮ます
フードプロセッサーすりおろしたコンニャク芋は鍋へ移します。
コンニャク芋1kgに対して水を3リットルを入れて、火にかけてよく煮ます。
焦げ付きに注意しながら木べらでかき混ぜます。
やがて、半透明ののり状になるので、それまで焦げないよう十分温めていきます。
凝固剤を投入です
続いて、凝固剤を投入します。
今回使用するのは、あらかじめ準備していた専用の商品。
扶桑化学株式会社さんの「こんにゃくの素 5包入(税込み880円)」
です。
成分は炭酸ナトリウムの粉で、これをぬるま湯で溶かします。
鍋のコンニャクに、「こんにゃくの素」を投入します。
しばらくすると固まってくるので、手早く混ぜていきます。
そのうち、どんどんとかき混ぜる手も重くなっていきますが、そこは念入りに混ぜ込むことでダマも無くなっていきます。
混ぜ込みもほぼ終了。
まだ柔らかい状態ですが、コンニャクっぽくなってきました。
容器に入れて冷えるのを待ちます
あらかじめ水で濡らしておいた容器に鍋から移します。
これから約3〜4時間かけて冷えるのを待ちます。
ということで、コンニャク芋からスタートして、いよいよコンニャクっぽくなりました。
しかし、まだこれで完成ではありません。
食べるためには最後の仕上げがあるのです。
〜続きます〜