前回の続きです。
我が家の愛犬黒柴ゴンちゃん
どうやら、その愛くるしい身体の中には、寄生虫がいる可能性が高いようです。
インターネットで調べたところ、ほぼ間違いなく、ゴンちゃんのお尻から出てきた物体は、
サナダムシ的な何か
に違いありません。
今、まさにゴンちゃんのお腹の中にアレがいるかと思うとなんとかしなければ!!
というわけで、かかりつけの動物病院へ、受付時間になったらすぐさま電話。
状況を説明して予約をお願いします。
その日も予約で混んでいるような様子でしたが、受付の方も
「急いだ方が良さそうですよね?」
と、こちらを心配してくれて、午前中の合間になんとか予約を入れてくれました。
ホッとしたのも一瞬、受付の方から一言。
「できればフンを持ってきてくださいね。」
え?あれを持って行くんですか?(涙)
ゴミの日の前につき、まだフンは残っていました・・・
ビニール袋に包んで裏庭の専用ゴミ箱に捨ててあったものを泣く泣く回収し、ゴンちゃんと一緒に動物病院へ持参します。
診察が始まり、先生に持参したフン入りの袋を渡します。
先生「どれどれ?ああ、間違いないね。」
看護士「大きいですね、あっ、まだ動いている!」
そういう会話が続きますが、もちろん直接見る気は全くありません。
まだ生きているの?・・・それに直接触っていたかと思うと、もうたまりません。
いただいた説明パンフレット
最終的に、ゴンちゃんに寄生していたのは
マンソン裂頭条虫
という寄生虫との診断でした。
マンソン裂頭条虫(マンソンれっとうじょうちゅう、学名:Spirometra erinaceieuropaei)は、擬葉目裂頭条虫科に属する条虫の1種。人獣共通感染症を引き起こす。(ウィキペディアより)
かなり大きくなっているようなので、専用の注射を打ってもらいました。
原因は、蛙を食べたからでしょうとのこと。
巡り巡って蛙やヘビの中にアレがいる可能性があるようです。
好奇心旺盛なゴンちゃん。
たしかに、注意してはいましたが、時折蛙を見つけて食べていたこともありました・・・(そこから感染すしてしまったようです。)
というわけで、治療。
寄生虫はだいぶ成長しているようで薬は効かないため専用な注射となりました。
強めの注射なので、しばらくは体調もいつもと違うかもしれないとのこと。
まさか、寄生虫とは思いもよらず。
ゴンちゃんも災難でした。(こちらもいろいろな意味で災難でした・・・)
もう蛙は食べないでね、ゴンちゃん。