2024年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回までの続きです。
前回記事:2024年、今年もツバメがやってきました㊹〜今シーズンのツバメの記録を振り返ります(その①)
9月の上旬には、南方へと旅立ったツバメたち。
2024年のツバメの観察も無事に終了です。
ということで、あらためて春先からのツバメたちの記録を再度振り返ります。
2024年の1組目のツバメ
2024年1組目は全部で4羽の子ツバメが無事に巣立ちました。
産卵・抱卵開始は2024年4月21日
2024年にやってきたツバメたちで最初の1組目となるつがいの記録です。
産卵・抱卵が始まったと思われるのは2024年4月21日のこと。
昨年から撤去せずに残してあったツバメの巣をそのまま使用することにしたようです。
2024年5月12日~雛にエサを与えている姿を確認~
2024年5月12日、産卵・抱卵が始まってから21日目。
あたりが明るくなってきた午前4時半頃、親ツバメが巣の縁にとまっている様子が見られました。
順調に孵化していれば、おそらくは雛がすべて孵化しているはずです。
親ツバメの様子からもエサを運んで雛に与えている状況です。
今しばらくは雛の姿は見られないでしょうが、雛が成長すれば巣の外からも確認できるようになります。
2024年5月18日~雛の姿を確認!~
2024年5月18日、産卵・抱卵開始から27日目。
午前11時、巣を見てみるとようやく雛の姿を確認することができました。
身体の割合からも大きな口で、親ツバメが運ぶエサを待っているようですが、こちらの気配を察するとすぐに巣の中に身を隠します。
外敵から身を守るために本能でそうするのでしょうが、親ツバメがやってくればピーピーと我先にとエサをねだる姿がありました。
これからどんどん親の運ぶエサを食べて大きくなるツバメの雛。
その成長が楽しみな時期です。
2024年5月29日~雛は4羽で元気に成長!~
2024年5月29日、巣には4羽の雛が隠れる様子もなく巣の外からもはっきりと見えるようになりました。
ここまでくると、「雛」というよりは「子ツバメ」と呼ぶ方がしっくりくるかもしれません。
たくさんエサを食べるため、親ツバメたちもさらに忙しそうにエサを交互に運んでいます。
2024年6月1日~無事に全員巣立ち~
2024年6月1日、午前7時。
すっかり親ツバメと見分けがつかないぐらいに成長した子ツバメたち。
こんなに大きくなったので、巣もかなりぎゅうぎゅうです。
時期的にはそろそろ巣から飛び立ってもよさそうな感じで、巣の周りでは親ツバメが巣立ちを促すようにピーピーと鳴いています。
それに促されるように巣の縁に上がり身を乗り出す子ツバメたちですが、飛び立つまではなかなか勇気が必要なようです。
それから約5時間が経過した同日の午後0時過ぎ。
外出して帰宅してみると、なんと巣には1羽の子ツバメの姿もありませんでした。
あたりを見回してみると、おそらく巣立ったばかりであろう子ツバメたちが元気よく飛び回っているのを確認することができました。
親ツバメのようにスムーズに飛ぶことができないため、まだぎこちない感じはありますが、それでも立派に空を飛んでいました。
ということで、2024年1組目の子育ての様子でした。