南部鉄器メーカー「及源鋳造株式会社さん」の鉄瓶を購入して使い始めた記録です。
前回までの続きです。
前回記事:南部鉄器の鉄瓶を使い始めました(その⑦)〜いよいよ使用開始④〜
昔から念願だった南部鉄器の鉄瓶。
OIGENの鉄瓶で湯垢付け作業も終えいよいよ本格的に使用開始です。
鉄瓶で沸かしたお湯は本当にまろやかで飲みやすかったです。
沸かしたお湯はサーモスのステンレスポットへ
前回までの続きです。
南部鉄器の鉄瓶については、以前から使ってみたいと思っていましたが、購入の後押しになったのが、
電気料金の値上げ
です。
ちょうど、昨年(2022年)の年末あたりから年も明けた今年(2023年)の1月にかけての電気料金が、前年同期と比べて約1万円も上がっていたのです。
世界情勢もまだまだ不安定ですし、電気料金が下がる気配が無い以上、生活スタイルを見直して節電するしか方法はありません。
小さな事でも積み上げていけば、大きな節電になるはず。
そんな中のひとつが、お湯は鉄瓶で沸かしてポットに入れておくというものでした。
参考記事:電気代節約のため南部鉄器の炊飯釜を購入しました(その①)〜電気炊飯器から炊飯釜へ〜
そうして南部鉄器の鉄瓶検討にあわせて購入したのが、こちら。
THERMOS(サーモス)のステンレスポットです。
- 容量は1.5リットルとちょうどよいサイズ
- 中せんも分解できて中まで洗える
- 広口のため中まで洗いやすく、氷などもいれやすい
- 片手で持ちやすい
- 倒れても漏れない
などといったポイントから、使いやすそうだったため購入しました。
いよいよ本格的に使用開始
ということで、湯垢付け作業も3回を終えたOIGENの鉄瓶。
飲用にお湯を沸かす初回となりました。
お湯を沸かす量はステンレスポット1回分。
購入したOIGENの鉄瓶の容量は最大で1.85リットルですので、沸かす量としては鉄瓶の8分目ぐらいの量でサーモスのステンレスポット(1.5リットル)とあってちょうどよいサイズです。
使用したのはVittel(ヴィッテル)。
湯垢付けのための硬水ですが、まとめ買いしたのでしばらくは湯垢付けを兼ねて飲むことにします。
IHクッキングヒーターで、最初は弱火から始め、途中から中火に火力を上げました。
しばらくするとボコボコと勢いよく沸き立つので、その時点で火を止めます。
耐熱グローブをはめてフタをしたら、サーモスのステンレスポットへと注ぎます。
我が家では、これまでだったらお茶やコーヒーを飲みたければT-falの電気ケトルで沸かしていたのですが、今度はこちらから飲む分だけお湯をそそぐことになります。
さっそく、念願だった鉄瓶で沸かしたお湯を飲んでみます。
沸かしたばかりですのでかなり熱いですが(本来白湯はもう少し冷ました温度)、コップに注いで冷ましながら飲んでみると、その味の違いにビックリ。
なんともまろやかな感じです。
試しにお茶とコーヒーをそれぞれ飲み比べてみましたが、それまで電気ケトルで沸かしていたお湯とは違って、明らかにすっきりと飲みやすい感じがしました。
「鉄瓶で沸かしたお湯は違う」とよく聞きますが、まさにそのとおりです。
ここから、毎日この鉄瓶でお湯を沸かすのが日課となるのでした。
湯垢の状態
使い始めからトータル4回お湯を沸かした後の鉄瓶の中の様子です。
少しずつですが、湯垢が育っているのがわかります。
これから毎日お世話になる鉄瓶ですので、湯垢の状況も観察していくことにします。
ということで、念願だった南部鉄器の鉄瓶。
その使い始めの記録でした〜