我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
6月13日(土)、孵卵器で孵化したひよこを試しに鶏小屋の中へ入れてみたところ、2羽のひよこのうち1羽が、「つつき」癖のある雌鶏1羽の被害に遭いました。
(孵卵器で孵化させたひよこたちを鶏小屋へと入れてみましたが残念な結果となりました〜前編、後編より)
この結果から、鶏小屋の環境を大きく変えることに。
隔離していた「つつき」癖の雌鶏2羽は、それぞれに鶏小屋の外へだすことになりました。
茶色の雌鶏は鶏小屋の脇
茶色の雌鶏用の小屋は、鶏小屋脇に設置しました。
こちらは多少作りもしっかりしているため(手作りですが・・・)、直接屋外に設置です。
白色の雌鶏はビニールハウス内
一方、白色の雌鶏用の小屋は、裏庭のビニールハウス内に設置します。
作りはご覧のとおり(笑)、アローカナがかろうじて抜け出せない幅で板を組み合わせただけの、マンガに出てきそうな原始的な檻です。
さすがにこの作りで直接屋外に設置することは雨風や害獣被害が不安なため、こちらはビニールハウスの中にとりあえず設置です。
雑草取りをしっかりしてもらいましょう
さすがに、狭い小屋の中で一日中過ごすこともアローカナたちにとってはストレスや運動不足でよくありません。
さらには、これからの時期はビニールハウスの中も暑くなるため、ハウス内に設置した小屋の雌鶏は暑くて弱ってしまいます。
ということで、それぞれ裏庭に放鳥です。
(白色の雌鶏は茶色の雌鶏を襲うため、2羽別々に時間を決めて放鳥します。)
雑草や虫を食べてくれます
一方、鶏小屋の中の環境も変わりました。
それまでは隔離用の小屋が2つ置いてあったため、本来のスペースから少し狭かったのですが・・・
小屋を鶏小屋の外へ出したため、広々とした空間になりました。
ところが、この「隔離用の小屋」を撤去したことから
お父さんアローカナの見張り台が無くなってしまう事態に!
家族を守るために周囲の警戒を怠らないお父さんアローカナも、辺りが見渡せないと少し不安なようです。
ということで、簡単な止まり木を製作することにします。
廃材を再利用します
今回作るアローカナ用の止まり木は、「はしご式」です。
以前は鶏小屋に直接打ち付けて設置していたのですが、気をつけないと頭をぶつけたり、作業するのにかなり邪魔になっていました。
また、枠を組んで作った止まり木もスペースを取るため邪魔になります。
以前の鶏小屋内の様子
この問題を一気に解決するのが「はしご式」止まり木です。
このアイデアは某農業系の月刊誌の養鶏関係記事に掲載されていました。
- 製作が簡単
- 設置も楽で場所も取らず
- 移動するのも簡単
- 段ごとにずれるので下段のニワトリや止まり木にフンがかからない
とメリットばかりです。
早速、以前使用していた止まり木などを分解した廃材を利用して製作です。
長さが短いので2本をつなげます
適度な長さも必要なので、短い2本を簡単につなぎ合わせます。
使用する木ネジも廃棄予定の古いネジを再利用です(笑)
間隔を決めて木ネジを打ち込みます
細かい長さは特に気にしません。
大体こんな感じかな?というくらいの適当さです。
形を決めたら、それぞれ木ネジを打ち込んで固定します。
完成!
所要時間は約20分、はしご式止まり木はあっという間に完成です。
早速鶏小屋へ設置してみましょう。
設置完了
場所の移動は簡単ですので、とりあえず小屋の真ん中に設置してみました。
これで辺りが見回せるはず
怪しいものが鶏小屋内に設置されたと警戒するお父さんアローカナ(笑)
使ってくれるでしょうか・・・・
!!
と思って見ていたら、早速止まり木に登って周囲を見回すお父さんアローカナ!
これで警戒も万全ですね!
こうして鶏小屋の環境も少し改善されました。
いかにしてアローカナたちが過ごしやすい環境を作っていくか、これからもいろいろと考えて挑戦していきたいと思います。