我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
今年3回目(通算9回目)の孵卵器による孵化への挑戦はひとまず終了です。
8月12日(水)に孵卵器にセットした自家製のアローカナの卵9個から
9月1日(火)〜2日(水)にかけて全部で6羽の雛が孵化しました。
前回記事:我が家のニワトリ(152)〜孵卵器にセットしていたアローカナの卵から雛が孵化しました!(後編)
結果、9個の卵のうち3個は孵化しなかったことになります。
とうことで、今回の挑戦のまとめです。
次回以降への参考とするべく、今回の孵卵器による孵化率などを確認して振り返ってみました。
まずは孵化しなかった卵の確認と結果です
9月3日(木)の夕方、残った3個の卵には孵化の兆候(「ピーピー」という鳴き声、ヒビ割れなどの端打ち)が見られなかったことから孵卵器の電源を落としました。
あらためて孵卵器に残っていた卵を確認します。
今回もあらかじめ孵卵器に卵をセットする際に、それぞれの殻にはその卵の産卵日(回収日)をメモしておきましたし、卵の色や形からどの雌鶏が産んだ卵かも大体わかります。
孵化した卵(上段・中段)と孵化しなかった卵(下段)とに分けて日付も確認できるように並べてみました。
写真では微妙にわかりづらいですが、卵は3種類に分けることが出来ます。
アローカナ特有の青い卵(便宜上「青玉」とします)と、一般的な赤い卵(「赤玉」)です。
それぞれ、アローカナの親鶏同士から生まれたアローカナの雌鶏が産んだ卵ですが、赤玉を産む雌鶏はおそらく他の赤玉を産むニワトリの品種の血が強く出たのかもしれません。
さらによく見ると、同じ青玉でも、色が微妙に異なります。
濃い青玉(「青玉A」とします)と薄い青玉(「青玉B」とします)です。
これに赤玉を入れるとちょうど3種類。
鶏小屋内の雌鶏は3羽なので、ちょうど1羽ごとに産んでくれる卵の個性があることがわかります。
孵化しなかった3個の卵については、少しだけ殻を割ってどこまで孵化が進んでいるかの確認を行いました。
それを踏まえて、今回の結果がこちらです。
9個中6個が孵化したので、孵化率は66.7%!
残念ながら孵化しなかった卵を見てみると、それぞれが段階は違えど途中まで成長している痕跡は確認できました。
卵自体はすべて有精卵だったようです。
となれば、あとは卵自体の品質でしょうか?
数が少ないので断定することは出来ませんが、孵化しなかった卵3個は
- 青玉A〜2個孵化せず
- 青玉B〜すべて孵化!
- 赤玉〜1個孵化せず
ですので、もしかしたら青玉Aは若干孵化しにくいのかもしれません。
今回の結果も踏まえた孵化率のまとめです
以前にブログをご覧になっている方からいただいたご意見を参考として、孵化率をまとめていましたが、今回の結果を加えて最新の孵化率をまとめてみました。
参考記事:
我が家のニワトリ(106)〜孵卵器による孵化率はどのくらいか?これまでの挑戦をまとめてみました
我が家のニワトリ(110)〜今年2回目となる孵卵器による孵化への挑戦〜その反省と孵化率のまとめです
これまでの通算の孵化率は、80個中43個(53.8%)!
挑戦する回によって数値は異なりますが、セットした卵の半分が孵化している計算になります。
前回の孵化率が極端に低かった(9個中2個の22.2%)のは、
おそらく自動掃除機(ルンバ)が孵卵器に接触して卵に衝撃を与えていた?
という可能性もあったため、今回は絶対にルンバが来ない場所(床の間)に孵卵器を置きました。
その結果でしょうか?今回は一気に孵化率が高くなったようです。
やはり何事も挑戦してみて、その失敗は反省して次へ活かすことが大切だということをあらためて思いました。
ということで、今回の孵化への挑戦は終了!
しかし、これは終わりではなく、これから始まるひよことの生活のスタートです!
孵化したひよこたちをしっかりと世話して育てていきたいと思います。
次回記事:我が家のニワトリ(154)〜今年3回目の孵卵器にて孵化したひよこたちです