今回は、後悔と、次に生かすための反省・教訓の記録です。
我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
6月24日(水)、裏庭に放鳥していた1羽の雌鶏が一瞬の隙を突かれて猫に襲われました。
アローカナを襲ったのは、付近を徘徊している野良猫です。
(直接その瞬間を目撃してはいませんが、最後に茂みに逃げる猫を確認していることからほぼ間違いないと思われます。。。)
全ての発端は、孵卵器で孵化したアローカナのひよこを鶏小屋へ試しに入れてみたことから始まっていたのかもしれません。
参考記事:孵卵器で孵化させたひよこたちを鶏小屋へと入れてみましたが残念な結果となりました(後悔と反省の記録です)〜前編(その116)、後編(その117)より
それまで鶏小屋の中で隔離して飼育していた、悪癖である「つつき」の味を覚えてしまった2羽の雌鶏。
そこへ紛れ込んでしまったひよこを襲ってしまったことから、やむを得ずその2羽の雌鶏は鶏小屋から追放して隔離することとなりました。
とはいっても、1日中狭い隔離用の小屋の中ではかわいそうですので、ある程度時間を決めて2羽の雌鶏は裏庭に放鳥することにしました。
ニワトリはその名の通り庭先などの狭いテリトリーの中だけで生活しますので、目を離しても鶏小屋の周囲でエサとなる虫や雑草をついばむ程度で行動範囲も狭くありません。
また、日中であれば、家庭菜園の作業を付近でしていますし、我が家の愛犬黒柴のゴンちゃんの目も光っているので、野良猫などの害獣の心配もあまりないだろうと思って油断していたのでした。
しかし、それは大きな誤りでした。
野良猫は、常にこちらの様子をうかがって、獲物を捕らえるチャンスをじっと待っていたのです。
2羽の雌鶏を放鳥するようになってから10日ばかり過ぎた頃の、6月24日(水)早朝。
朝一番で、鶏小屋の様子をみて、ビニールハウス内の野菜の様子を確認したついでに、そのまま白色のアローカナを放鳥しました。
これが誤りでした。
早朝だったため、まだ裏庭で人が作業をしている気配もなく、さらには愛犬ゴンちゃんもまだ屋内でお休み中だったこともあったのでしょう。
この時一瞬の隙を突いて、野良猫に襲われ連れ去られてしまったようです。
異変に気付いたのは、しばらくして外に出たときの事でした。
庭先に散らばった白い羽。
羽は点々と連れ去られてしまったであろう近所の果樹園の中へと続いています。
痕跡を追いましたが最後は伐採されずに放置された藪の中に続いていました。
一瞬だけ茂みに逃げ込む猫が見えましたが、それは時折遠目にこちらの様子をうかがっていた野良猫の姿でした。。。。
生き物を飼っている以上、楽しいことばかりではなく、時には悲しい場面にも出くわします。
それが自然の成り行きの結果なら諦めも付くのですが、飼って世話をしているこちらの認識の甘さによる結果ですと、後悔してもしきれません。
しかし、いつまでも後悔していてもしょうがありません。
生き物を飼っている以上、同じ過ちを繰り返さないことが重要です。
今回の事件を反省・教訓として、よりアローカナを安心して飼うことができる環境を整えていこうと改めて思いました。