我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
これまでも何度も失敗してはその教訓を次に活かそうとしてきましたが、今回も失敗と反省の記録です。
我が家にとって初となる鶏小屋で雌鶏に卵を温めさせて孵化させた5羽のひよこ。
その中で最後まで残っていた2羽のうち残念ながら1羽が亡くなりました。
今回も、ニワトリの習性や種別による性格等を見誤ってしまった結果なのかもしれません。
ということで、次回以降の反省・教訓として残します。
事の発端は、8月7日(金)に2羽のうち1羽の調子が悪くなったことを確認したことからでした。
(※実際にはその前日から調子がおかしかったようです。)
1羽の様子があきらかに変だったことから、鶏小屋の中に置いておくことは危険と判断し、育雛箱へ避難して屋内で療養させることに。
その後しばらく様子をみていると元気になったことから、再度鶏小屋へと戻したのが8月10日(月)。
参考記事:我が家のニワトリ(138)〜事件発生?鶏小屋のひよこ1羽の調子が悪くなりました(前編)、(中編)、(後編)
そして、事件はこの翌日に発生します。
翌日、8月11日(火)の早朝。
鶏小屋内を確認すると、奥の部屋でうずくまっている1羽のひよこ。
やはり、少し元気がありません。
小さいひよこの段階であれば親鶏たちも寄り添っていたのでしょうが、
すっかり子離れ・親離れの時期となった様子で、親鶏もまったく興味を示していないようです。
そして、再び鶏小屋の様子を確認した午後のこと。
血だらけで虫の息となっているひよこを発見しました。
慌てて鶏小屋から出しましたが、他の親鶏たちから突かれて頭を中心に血だらけです。
なんとか生きてはいたため、再度屋内へ隔離しましたが、自分で立ち上がることすら出来ない状態でした。
もはやエサを食べることや水を飲むこことも自分の力では出来ず、次第に衰弱していき、8月17日(月)の朝には眠るように亡くなっていました。
(息を引き取ったひよこは、裏庭へと丁寧に埋葬しました。。。)
今回も、反省するべき点はたくさんあるかもしれませんが、挙げるとすれば
- ひよこを雌鶏に孵化させたら、他の親鶏たちとは隔離して育てる
という点かもしれません。
こちらは、以前ブログをご覧になっている方からのアドバイスですが、ニワトリは自分で孵化させて育てたひよこ以外は襲うことがあるようです。
ですから、安全に育てるのであれば、卵を温めさせた段階から雌鶏ごと別の空間に隔離して、その後孵化したひよこと母親であるその雌鶏だけでしばらく育てさせるのがよいとのこと。
実際に、我が家では「つつき」という悪癖を発現させた雌鶏が他の雌鶏を襲うという状況を何度も確認していますので、同じ鶏小屋で生まれ育っても同種を襲うことがあるというニワトリの性質を目の当たりにしています。
今回は、他の雌鶏や雄鶏たちがみんなで孵化したひよこを育てている様子が見られたため、安心しきってそのままにしていましたが、やはり万全を期すのであればやはり隔離することも必要だったのかもしれません。
もうひとつは、
- 子離れした雌鶏は、もはや成長した子をもはや守るべき対象として見ない
という点かもしれません。
これは、我が家のアローカナたちの様子を見て実感しています。
最後に残った1羽も親鶏グループとは完全に別に行動しています。
少しでもアローカナたちが快適に安心して過ごせるようにと考えてはいますが、その度に次の試練を迎えているような気がします。
こうやって経験して、失敗してを繰り返すことで、それまで見えなかった問題点などが見えてくるのかもしれません。
特に今回は、「鶏小屋内で雌鶏に卵を温めさせて孵化させる」のが初めてだったため手探りの状況でもありました。
今回の失敗を糧にして、次回以降に活かしていこうと思います。
(おまけ)
最後まで残った鶏小屋生まれの1羽。
大切に育てていきたいと思います。