我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
前回までの続きです。
前回記事:我が家のニワトリ(340)〜アローカナはどのくらい卵を産むのかの考察です(その③)
毎日記録を取っているアローカナの産卵数。
少し視点を変えて、アローカナたちがどのくらい卵を産んでいるか調べてみます。
アローカナの産卵数
毎日美味しい卵を産んでくれている我が家のアローカナたち。
前回までと同様、
- 毎日の産卵数(1か月間の合計)
- 1日あたりの平均数
というだけの記録に、
その日における産卵可能な雌鳥の数
という要素を加えて、あらためて記録を見直してみます。
前回は、5月〜8月分を見てみましたので、今回は9月の結果を調べてみました。
8月は産卵数が一気に減少しましたが、9月になって数も回復。
その辺りの結果も、数値として出ているのか見てみましょう。
どのくらい卵を産んでくれているか?(9月)
まずは、あらためて9月の結果です。
参考記事:我が家のニワトリ(337)〜アローカナはどのくらい卵を産むのでしょうか?(9月末時点まとめ)
1か月の合計は165個(1日平均5.5個)!
ここに、産卵可能な雌鳥の数という要素を加えた表がこちら。
卵を産んでくれる雌鶏の数は、10羽から変更はありません。
こうして計算すると
- 合計数165個
- 1日平均の産卵可能な雌鳥数 10羽
- 1羽が1か月あたりに産む卵 16.5個
になります。よって、
1羽が卵を産むのはおおむね2日に1個程度ということがわかります。
まとめ(1月〜9月)
これまで、1月から9月までのアローカナの産卵数と、雌鳥がどの程度卵を産んでくれているか1か月ずつ見てきました。
これをもう少し見やすく表にしてみたのがこちらです。
項目としては、上から順に
- 合計数:卵の合計数
- 平均雌鳥数:1日あたりの産卵可能な雌鳥数
- 産卵数(月/1羽):1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数
- 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数
で、1月から9月までをまとめてみました。
今回、新たな項目は1番下の段の
- 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数
ですが、これは、単純に産卵数(月/1羽):1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数をその月の日数で割った数となります。
例:1月であれば、
産卵数(日/1羽)=10.1÷31(1月は31日)=0.33(小数点第三位以下は四捨五入・・・)
ということで、1日に0.33個の卵を産んでいるという計算になります。
もちろん、あくまで計算上の話ですが、この数が「1」に近づくほど産卵数が多いということになります。
この表をグラフにしたものがこちら。
卵の合計数と、産卵数(日/1羽)をグラフにしました。
こうしてグラフにすると一目瞭然。
- 1月〜2月の寒い時期は産卵数が少ない
- 4月〜5月の春先は産卵数が多い
- 夏場の暑い時期である8月は産卵数が少ない
- 合計数と雌鳥1羽あたりの産む数は当然連動している
ということがわかります。
これまで、体感的だった季節の産卵数の増減が、よりデータ的にはっきりしました。
今年も残すところ3か月。
これから冬に向かって寒くなるので、おそらくは産卵数も減少するかもしれませんが、10月は過ごしやすい季節ですので、もう少し産卵数も持ち直すはず。
引き続き、飼育環境を整えながら、大切に育てていきたいと思います。
以上、アローカナの産卵数の考察でした。