我が家のニワトリ(341)〜アローカナはどのくらい卵を産むのかの考察です(その④)

ニワトリ
ニワトリ

我が家で飼っているニワトリのアローカナ

 

前回までの続きです。

前回記事:我が家のニワトリ(340)〜アローカナはどのくらい卵を産むのかの考察です(その③)

毎日記録を取っているアローカナの産卵数。

少し視点を変えて、アローカナたちがどのくらい卵を産んでいるか調べてみます。

アローカナの産卵数

毎日美味しい卵を産んでくれている我が家のアローカナたち。

前回までと同様、

  • 毎日の産卵数(1か月間の合計)
  • 1日あたりの平均数

というだけの記録に、

その日における産卵可能な雌鳥の数

という要素を加えて、あらためて記録を見直してみます。

前回は、5月〜8月分を見てみましたので、今回は9月の結果を調べてみました。

8月は産卵数が一気に減少しましたが、9月になって数も回復。

その辺りの結果も、数値として出ているのか見てみましょう。

どのくらい卵を産んでくれているか?(9月)

まずは、あらためて9月の結果です。

参考記事:我が家のニワトリ(337)〜アローカナはどのくらい卵を産むのでしょうか?(9月末時点まとめ)

1か月の合計は165個(1日平均5.5個)!

ここに、産卵可能な雌鳥の数という要素を加えた表がこちら。

卵を産んでくれる雌鶏の数は、10羽から変更はありません。

こうして計算すると

  • 合計数165個
  • 1日平均の産卵可能な雌鳥数 10羽
  • 1羽が1か月あたりに産む卵 16.5個

になります。よって、

1羽が卵を産むのはおおむね2日に1個程度ということがわかります。

まとめ(1月〜9月)

これまで、1月から9月までのアローカナの産卵数と、雌鳥がどの程度卵を産んでくれているか1か月ずつ見てきました。

これをもう少し見やすく表にしてみたのがこちらです。

項目としては、上から順に

  • 合計数:卵の合計数
  • 平均雌鳥数:1日あたりの産卵可能な雌鳥数
  • 産卵数(月/1羽):1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数
  • 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数

で、1月から9月までをまとめてみました。

今回、新たな項目は1番下の段の

  • 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数

ですが、これは、単純に産卵数(月/1羽):1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数をその月の日数で割った数となります。

例:1月であれば、

産卵数(日/1羽)=10.1÷31(1月は31日)=0.33(小数点第三位以下は四捨五入・・・)

ということで、1日に0.33個の卵を産んでいるという計算になります。

もちろん、あくまで計算上の話ですが、この数が「1」に近づくほど産卵数が多いということになります

この表をグラフにしたものがこちら。

卵の合計数と、産卵数(日/1羽)をグラフにしました。

こうしてグラフにすると一目瞭然。

  • 1月〜2月の寒い時期は産卵数が少ない
  • 4月〜5月の春先は産卵数が多い
  • 夏場の暑い時期である8月は産卵数が少ない
  • 合計数と雌鳥1羽あたりの産む数は当然連動している

ということがわかります。

これまで、体感的だった季節の産卵数の増減が、よりデータ的にはっきりしました。

今年も残すところ3か月。

これから冬に向かって寒くなるので、おそらくは産卵数も減少するかもしれませんが、10月は過ごしやすい季節ですので、もう少し産卵数も持ち直すはず。

引き続き、飼育環境を整えながら、大切に育てていきたいと思います。

 

以上、アローカナの産卵数の考察でした。

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