近所の電柱にカラスが巣を作っているのを確認したので電力会社さんに連絡をした記録です。
前回の続きです。
前回記事:電柱にカラスの巣が作られていたので電力会社に連絡しました(前編)
電柱に作られたカラスの巣
ということで、前回の続きです。
2022年4月下旬、カラスが近所の電柱に巣を作っているの確認してからいろいろと調べてみると、やはり電柱のカラスの巣は危険であるということが分かりました。
巣の材料に特に針金や金属製のハンガーなどが使われていると、電線に接触してショートするなどして停電を発生させる原因となります。
特に春先のこの時期は、カラスたちも子育てのシーズン真っ盛り。
カラスの巣作りに気付いてからはやはり彼らの動きが気になります(笑)
よく見ていると、せっせと巣の材料を探しては、電柱の上に運んで巣を組み上げているのがわかります。
巣が作られているのは、電柱に設置された柱上変圧器の間。
ちょうど巣作りには適した場所だったのかもしれません。
しかも、この電柱から枝分かれしている電線は、何本かの電柱を経由して我が家に引き込まれていることに気付きました。
このカラスの巣が原因でショートしたら、間違いなく我が家も停電になります!
自然の生き物たちが一生懸命に子孫を残そうと頑張っているのを見ると少しかわいそうな気もしますが、停電が起きては大問題!
ということで、電力会社さんへ連絡してみることにしました。
電力会社さんへの連絡
① 連絡先の確認
ちょうどこの時期は、カラスの巣作りが最盛期ということもあってか、新聞やテレビでも電力会社さんの取り組み状況や発見時の連絡のお願いといった内容のニュースが流れていました。
さっそく、まずは我が家を管轄する電力会社さん(東北電力さん)のホームページを確認したところ、ホームページの「Q&Aコーナーに」
Q.カラスが巣をつくっているのを見つけた。
A.こちら(東北電力ネットワーク株式会社のホームページに移動します)へご連絡をお願いいたします。
カラスがつくる巣の骨組みにはハンガー等鉄線類が含まれている場合があるため、停電を引き起こすことがあります。巣を発見した際はお手数ですがご連絡のご協力をお願いいたします。(東北電力さんホームページより)
との記載がありました。
さらに、「こちら」を見てみると、
ネットワークコールセンター 停電・緊急時のお問い合わせ
先に連絡すればよいことが分かりました。
ちなみに、この連絡先は
- 停電情報
- 切れて垂れ下がった電線
- カラスが電柱に巣を作っている場合など
などといった内容を確認・発見した際の緊急連絡先のようです。
しかも、
「受付時間〜平日・休日を問わず、24時間受け付けいたします。」
とのことで、いかに電気を安全確実に供給することが重要であるかということが伝わってきます。
② 電柱情報の確認
続いて、スムーズにカラスの巣がある電柱の場所を伝えるために、電柱の情報確認です。
一口に電柱といっても、
- 電力柱:電力会社が送電・配電を目的としているもの
- 電信柱:NTTなどの通信会社が電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるためのもの
の2種類があり、さらには、その両方を兼ねている電柱を「共用柱」と呼ぶようです。
その電柱が何に該当するのかは、電柱に取り付けられたプレートを確認すれば分かるようになっています。
さらには、そのプレートには固有の番号が振り分けられており、それぞれの電力会社や通信会社はどの場所に何番の電柱があるかを把握できるようになっているようです。
それを踏まえて、問題のカラスの巣が作られた電柱がこちら。
この電柱は、
NTT(通信回線・光ケーブル)、東北電力(電線)、自治体(街灯)がそれぞれ使用している共用柱であるということがわかります。
今回は、電力会社さんに連絡するということで、
真ん中のプレートの情報
「○○線 12」(※○○はこの付近の地名でした)
(おそらくは、「○○地域に張り巡らせている電線の12番目の電柱」という意味でしょうか)
を控えておくことにしました。
これを伝えれば、スムーズに受付が進むと思われます。
ということで、次回はいよいよ電力会社さんへの連絡です。
こうした連絡は初めての経験ですが、うまく伝わるでしょうか?
続きます〜