年も明け、2020年も始まったと思っていたら、あっという間に1月も終わってしまいました。
今年も残り11か月。月日が過ぎるのはとても早いので、1日1日をじっくりと大切に過ごしたいと思います。
というわけで、1月も最後となる31日(金)、我が家の裏庭にて、地面から顔を出したフキノトウを発見したので、いくつか食べ頃のものを収穫しました。
「フキ」
日本原産で、北海道、本州、四国、九州及び沖縄県に分布し、北は樺太から朝鮮半島や中国大陸でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。また、幻覚作用が報告されている種もある。・・・・・早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これを蕗の薹(フキノトウ)と呼んでいる。雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5-10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。(ウィキペディアより)
フキノトウとは、要するにフキのつぼみみたいなものですね。
早春の山菜としてはポピュラーなものですが、今年は姿を現すのが少し早いような?
今年は例年になく暖冬で、例年なら今頃は雪が少しは積もっていてもいいような時期ですが、雪が積もる気配は全くなし。
暖かい陽気なので、春がきたと勘違いして出てきたのかもしれません。
よくみるとフキノトウが顔を出しています
山菜で注意しなければならないのが、よく似た毒のある野草です。
フキノトウについても顔を出したばかりの頃は、「ハシリドコロ」という毒草によく似ているため注意が必要です。
ちなみに、この場所は間違いなく「フキ」が生えている場所とわかっているため、毒草の心配はありません。
ちょっと成長したフキノトウ
すぐ側には、少し成長したフキノトウもありましたので、間違いありませんね。
大きくなってしまったフキノトウもそれなりに食べることはできますが、やはり顔を出しばかりのフキノトウを天ぷらにして食べるのは最高です。
早速、いくつか食べ頃のフキノトウを収穫しました。
水にしばらくつけてあく抜きです
収穫したフキノトウは熱湯で数分間ゆでこぼし、その後冷水にさらしてあく抜きをします。
フキやフキノトウには
ピロリジジンアルカロイド類という天然毒
があることから、健康被害を防ぐためにも、あく抜きは大切です。
ふき・ふきのとうはあく抜きして食べましょう(農林水産省HPより)
しっかりあく抜きをしたら衣をつけて油で揚げます。
今夜はフキノトウとシュンギクの天ぷらです
フキノトウだけでは物足りないので、裏庭のビニールハウス内で作っているシュンギクも一緒に天ぷらにしました。
軽く塩を振って夕飯のおかずに。
ちょっとした苦みがまた美味しい〜!
子どもたちにも大好評で、天ぷらはあっという間に売り切れました。
少し早い春の便りですが、まだしばらくはフキノトウも楽しめそうですね。