2024年4月中旬、裏庭に再び現れたレース鳩を保護した記録です。
前回までの続きです。
前回記事:昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その⑤)~昨年の記録より5~
昨年2023年11月、我が家に突然姿を現したレース鳩。
どうやら道に迷ったのか、あるいは疲れてたどり着いたのか、しばらく我が家にいましたが、無事に飼い主のもとへと帰ることができました。
それから約5か月後、そのレース鳩が再び我が家へとやってきたのでした。
2024年4月中旬~再び姿を現したポッポちゃん~
昨年(2023年)の11月にレース鳩を保護したという貴重な体験をしてから、約5か月後となる2024年4月11日(木)午後1時頃のこと。
昼食を終えてひと休みし、裏庭で家庭菜園の作業を始めようと思って外に出てみると、裏庭に1羽の鳩の姿がありました。
わが家の周りには野鳩がいるので、暖かくなってきたこの時期にはよく姿をみて「ポーポー」と声を聞くこともあるので、特段鳩自体は珍しくはありません。
また、裏庭にはアローカナの鶏小屋があり、そのエサや水を交換する際に、いくつか鶏小屋の入口付近にエサを少量ながらこぼしてしまい、そのおこぼれをあずかろうと、野鳥や野鳩も食べにくることがよくあります。
しかし、通常の野鳩や野鳥であれば、こちらの気配に気が付くとすぐに飛び立ってしまうのですが、その鳩はまったく逃げる様子がありません。
不思議に思って近づいてみると、逃げるどころかよこちらの近くから離れないではありませんか。
そして、目についたのが脚に取り付けられた輪っか。
その時までは、昨年11月のレース鳩のことなど思いもしませんでしたが、この輪っかを見て記憶が一気に呼び起こされました。
「もしかしてポッポちゃん?」
思わず声をかけてみると、こちらの言葉が通じたのかどうかはわかりませんが、「クックー」と低い声で鳴きながら近寄ってくるではありませんか。
そこではっきりと、両脚に取り付けられた輪っか(脚環)を確認。
そこに記載された数字や文字などから、
昨年保護ししたレース鳩(愛称ポッポちゃん)本人(本鳩?)
であることがわかりました。
こうして、約5か月の時を経て、再会を果たしたレース鳩のポッポちゃん。
「どうしてまたここにいるの?」
と試しに声をかけても、もちろん言葉が通じるわけではありませんが、「クックー」と鳴きながらこちらの周辺を歩き回るポッポちゃん。
こうしてしばらくの間、ポッポちゃんとの付き合いが始まることになるのでした。
~続きます~