我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
昨年12月には、一時期最大で5羽の雌鶏が卵を産んでくれるまでになりました。
しかし、年末に1羽の雌鶏に「尻つつき」の悪癖が発現。
他の雌鶏を次々と襲うようになってしまったのです(その75)。
この悪癖「尻つつき」、原因については
- 狭い空間でのストレス
- 栄養不足
- 季節の変わり目、環境の変化
など、いろいろとあるようですが、
最初は他のニワトリの尻をつつくところから始まります。
それがエスカレートして、つついたところから血が出ると、さらに触発された他のニワトリも被害のニワトリを襲うようになり、最後は内臓までつついて食べ殺してしまうまでになってしまいます。
やはり、ニワトリの平飼いをしていると、そのような問題に直面することが多いようです。
調べてみると、特に
産卵し始めてからピーク時〜特に産卵時に出血する場合
が、尻つつきの発生する可能性があるとのこと。
それまで仲良く一緒に育っていたニワトリ同士も、「血」を見ることにより、その凶暴性にスイッチが入ってしまうこともあるようです。
被害を最小限に抑える簡単な方法、それは「犯人」を隔離するしかありません。
ということで、我が家では「尻つつき」を行う犯人を特定して隔離しています。
残念ですが、一度この悪癖が発生してしまったら、もう他の個体とは一緒にすることはできません。
鶏小屋の中でカゴにより隔離することで、当面これ以上の被害をださないようにしています。
とはいえ、いつまでも狭いカゴの中ではさすがに犯人とはいえ、ストレスも溜まります。
ましてや、貴重な卵を産んでくれる大切な個体です。
時々様子を見ては、鶏小屋から出してしばらく放鳥してストレス解消を図ります。
ちょっと大きめの隔離用の小屋
さらに、今回は余っている木材を利用して、簡単な各利用の小屋を作ってみました。
鶏小屋の中を自由に遊ばせるわけにはいきませんが、これまでのカゴよりは広々とした空間です。
鶏小屋の中に設置しますので、サイズも大人のアローカナサイズが出入りできなければ構いません。
ということで、作りは適当ですがなんとも味のある小屋(檻?)になりました。
他のアローカナたちも、設置した小屋を興味深げに眺めています(笑)
これで、少しは鶏小屋内の環境も変わるかもしれません。
今後とも鶏小屋内の様子をよく見ながら、世話をしていきたいと思います。