前回(その⑨)に引き続き、コキアを使って手作りのほうき作りです。
畑の土手に植えてあった枯れて色褪せたコキアを全て引き抜いて裏庭の作業場へ運びます。
ブルーシートを敷いた上でいよいよ作業です。
まずは種取り
今回は娘が手伝ってくれました。
ビニールシートの上で、コキアを櫛ですいていきます。
一見すると何もないように見えますが、ブルーシートの上には、
大量のコキアの種!
これがやがて、春になると大量のコキアの芽となって現れるのです。
ここでしっかりと種を取り除いておかないと、出来上がったほうきで掃いた場所にはコキアの種が落ちてしまうことに(笑)
ですから、この工程で確実に種を落としておきましょう。
落ちているのは大量のコキアの種
ひたすら種取り
コキアの束は大量にあります。
次から次へと櫛でコキアをすきますが、なかなか終わるも見えてきません。
さすがに娘も飽きてしまいました(笑)
ホウキ作り
いよいよメインのほうき作りにはいります。
といっても、難しい作業ではありません。
適当な量のコキアを棒に麻紐などでくくりつけて完成です。
あっという間にほうきの完成
見た目はいかにも適当ですが、これで以外とほうきとして使えます。
竹などのほうきと違って、コキアのほうきは適度な柔らかさと弾力で、ゴミをかき集めるのにちょうどいいんですね。
持ち手をカラーの紐で作ってみました
こちらは持ち手をカラーの紐で縛ってみました。
見た目は大きいですが、使い勝手はどうでしょうか?
試しに掃いてみます
使ってみた感想は、「市販のほうきと遜色ない使い勝手」でした。
コキアで作ったほうきは、見た目以上に軽くて弾力があり使いやすいようです。
形を整えたり、少し長めの棒を利用したりと、さらに工夫できる余地はありそうですね。
最後にお約束・・・
せっかく作ったコキアのほうき。
最後はお約束・・・ほうきと言えば魔女ですね。
2人を乗せて飛ぶには少し小さすぎたかもしれません(笑)
ちなみに余ったコキアは「薪ストーブの焚きつけ」として最後まで活用します。
何度か試してみましたが、火の付き方は焚きつけ材として申し分ない材料です。
以上、今シーズンのコキアもほうき作りをもって全て終了です。
来年もぜひコキアを育ててみたいと思います。(きっと勝手に増えていると思いますが・・・)