親鶏たちが抱いていた卵をひきとって、孵卵器により孵化させたアローカナのひよこたち。
最後の7羽目が孵化したのは5月15日です。
ニワトリのひよこは成長が早く、生まれたかと思えば、あっという間に毛もふさふさとして元気に歩き回り、自分でエサも食べるようになります。
この点は、他の鳥とは違います。
雛の状態で親からエサをもらえなければ生きていけないツバメ等とは、同じ鳥類でも全く別の生き物のようです。
そんなひよこたち、孵化してすぐの頃は「水槽」にヒーターをセットして入れていたのですが、あっという間に成長するので、衣装ケースに引っ越しです。
最初は動きも鈍く、よちよち歩きがやっとで、疲れるとすぐにウトウト眠ります。
でも、1〜2日もすれば立派な「ひよこ」。動きもスピーディーです。
1週間も経てば跳びあがり、ジャンプ力もびっくりです。
衣装ケースのふちまでだって軽々と飛び移ることができます。
そんなひよこたち。
成長のスピードも早く、「かわいいひよこ」の時期が終わるのもあっという間です。
せっかくですから、1羽ずつ記念撮影しておきましょう。
こうしてみると、同じアローカナのひよこでもそれぞれに個性があります。
特に、薄茶色と黒色は、他の5羽とは別種のようです。
アローカナとはいっても、純粋な血統ではないので、ご先祖様ニワトリの遺伝子がこのような違いになって現れているのでしょう。
こんな個性的なひよこたち、引き続き大切に育てていきましょう!