我が家の冬場の楽しみのひとつ、薪ストーブ。
前回までの続きです。
前回記事:我が家の薪ストーブ(その㉝)〜2021年も薪ストーブ!今シーズンの初利用です(中編)
2021年11月29日(月)、本格的な寒さがやってきたということで、いよいよ今シーズン初となる薪ストーブへの火入れです。
炉内へ薪をくべます
ということで、薪の準備もできたところで、いよいよ炉内へ薪をくべます。
毎回、いかにスムーズに火を焚けるか?という楽しみが薪ストーブにはあります。
経験を積むことによって、火を自由自在に操れるようになるような楽しい感覚を味わえるのが薪ストーブの魅力のひとつかと思われます。
初めて火を入れたときは、思うように着火せずに火力も中々上がらずでしたが、回数を重ねて経験を踏むことによって、簡単に火を付けることが出来るようになりました。
そんな薪ストーブですが、やはり最初のポイントは炉内への薪のくべ方。
これによって火の付き方がだいぶ違います。
今シーズン初回となる薪ストーブですが、昨シーズンまでのやり方も思い出しながら、さっそく薪をくべてみます。
土台となる太めの薪投入
まずは太めの薪を2本ほどいれました。
昨シーズンの燃やし残りの炭もそのままでしたので、今回一緒に燃やします。
太めの薪
焚きつけ用の細め、中間の薪を投入
続いて、焚きつけ用の薪を投入します。
燃えやすい杉材の焚きつけ用と、中間の太さの薪を炉内に空気が循環しやすいようにイメージしながら組みました。
井桁状に組むのもよいのですが、今回はほぼ適当です(笑)
細め、中間の太さの薪
丸めた新聞紙を投入
最後に、火を付けるための丸めた新聞紙を投入します。
組んだ薪の隙間にいくつか入れておきます。
新聞紙は火が付きやすいのですが、その他に段ボール紙も着火用としては最高です。
通販などで購入した際の商品が入ったダンボール箱などは薪ストーブ用にとってあります。
丸めた新聞紙を入れます
いよいよ着火!
通気口の確保
いよいよ着火!と、その前に薪ストーブの通気口の確保です。
通気口のレバーを引っ張って(写真右)空気が中に入るようにしておきます。
レバーが閉じたままでは炉内に空気が入らず火も付きません。
また、部屋のサッシ扉も少し開けて空気が室内に入り込むようにしておきます。
燃やした煙が室内に逆流することがあり、それを防ぐためです。
閉(火が消えます) 開(火が付きます)
着火!〜緊張の瞬間〜
いよいよ着火です。
ライターを使って、丸めて入れておいた新聞紙に火を付けます。
炉内に早く上昇気流を作るために、なるべく組んだ薪の上の方(炉内の上部)に火を付けるようにします。
着火!
うまく火が付いたようです。
最初の十数分ほどの間は、薪ストーブの扉を完全に閉めずに隙間を開けておきます。
こうすることで、勢いよく炉内に空気が入り込み一気に火が燃え上がります。
扉は少しだけ開けておきます
火の勢いが強くなってきたら、さらに中間の太さの薪をどんどん投入します。
最初に勢いよく燃やすことで、上昇気流が生まれ、どんどん炉内の温度も高くなっていきます。
火力も安定してきたところで、薪ストーブの扉も完全に閉めます。
あとは、投入する薪の量と空気口レバーで火力を調節です。
最後に太めの薪も投入し、火は安定した状態となりました。
薪ストーブの暖かさは、エアコンや他の暖房器具にはない暖かみがあります。
外は芯から冷える寒さでも、家の中に入れば暖かく、薪ストーブの前にくれば幸せな気持ちになれます(笑)
ちなみに、薪ストーブの温度調節は、薪の量と空気口レバーによる開け閉めにより行います。
一応火力の目安としているのは、薪ストーブ用アクセサリーの温度計。
どれだけ正確かはわかりませんが(笑)、とりあえず「BEST」の中に針が収まるように火力を調節しています。(火力が強すぎると炉を傷めるとのこと。。。)
ということで、今シーズンの薪ストーブもいよいよ利用開始となりました。
初回の火入れも失敗することなく無事に行うことができました。
数シーズンを重ねて薪ストーブの利用にもだいぶ慣れてはきましたが、やはり本物の火を扱う物です。
事故が無いように気をつけて、今シーズンも楽しんでいきたいと思います〜
事故無く安全に!
以上、今シーズン初の薪ストーブでした。