前回(その⑬)の続きです。
今年も種から作り始めたゴーヤのグリーンカーテン。
6月20日(土)、ようやく我が家の軒先にグリーンカーテン用のネットを張りました。
ちなみに、記録を改めて確認してみると、昨年は2019年5月25日にネット張りの作業を行っていました。(2019年のゴーヤのグリーンカーテン作り(その④)より)
約1か月遅れての作業ですが、今年は家庭菜園やアローカナたちの世話で忙しかった・・・ということにしておきましょう(笑)
ついつい、後回しにしてしていましたが、こうして本格的にグリーンカーテン作りもスタートです。
ここで改めて、ゴーヤの様子を確認です。
毎日の生長の様子を確認するには、定位置での観察が重要です。
これまで同様に、向かって左側を「プランター①」、右側を「プランター②」、として観察を続けたいと思います。
6月20日(土)
プランター① プランター②
6月22日(月)
プランター① プランター②
だいぶツルも伸びて生長してきました。
と、ゴーヤのグリーンカーテンを作る上で重要な作業が。。。
グリーンカーテン作りをする上では「常識」ともなるあの作業。
(これだけ育っているのにどうして早くやらないの?との声も聞こえてきそうです・・・)
摘芯は、園芸の世界では重要なキーワードのひとつです。
園芸用書籍やインターネットで調べるといくらでも出てきますが、参考まで
「摘心」と書いたりもします。「芯止め」、「心止め」、「ピンチ」といわれることもあります。
新たに出てきた芽の先端部分を切り取る作業のことです。ではなぜ摘芯するのでしょうか?
若い苗の茎の一番先端の部分には、新しい芽が、この部分を「頂芽」と言います。植物はこの頂芽が優先して成長します。これを「頂芽優勢」といいます。この頂芽を摘み取ると「脇芽」(側芽)に栄養がまわり、育つようになります。
緑のカーテンとしては、枝葉が広くカーテンのように広がって、家の中に入る太陽光を遮るようにしたいので、脇芽(子ヅル)をたくさん伸ばすために摘芯をします。
子ヅルや孫ツルが伸びて、ネットの上端や横からはみ出してきたら、摘芯してあげてください。(東北電力さんの「緑のカーテン運動事務局」メールマガジン6月号より)
ですので、ご紹介しておきます。
- ちなみに、東北電力さんの「緑のカーテン運動」で種をもらった際に、メールマガジン登録をしておくと、定期的にゴーヤの育て方のアドバイスメールが届きますので、とても参考になります。
要約すれば「切った方が大きくなる!」ということです。
「摘芯を制する者は、グリーンカーテンを制す!」と言っても過言ではありません(笑)
ということで、今回はゴーヤの摘芯です。
6月23日(火)摘芯を実施!
6月23日(水)
満を持して摘芯を行います。
といっても、難しい作業は一切ありません。
ハサミでゴーヤの茎をチョキン!と切るだけです。
もちろん、ハサミを入れる場所やポイントはあります。
書籍やインターネットで調べてみると、様々な方法が紹介されていますが、我が家では
「本葉が5〜6枚になったらその先を切る」
ということにしています。
- 種を蒔いて最初にでるのが「子葉(しよう)〜いわゆる双葉です」、その次に出るのがうちわのような形をした「初生葉(しょせいよう)」、そして初生葉の次から出てくるのがメインの葉である「本葉(ほんよう)」です。
今年は少し作業をサボっていたため(笑)、ゴーヤも生長して本葉が7枚目以降も出てしまっていますが、今回は「本葉の5枚目と6枚目の間で切る」ことにしました。
ちなみに、東北電力さんのメールマガジンでも
本葉が5〜6枚になったら、茎の先端から2〜3cmのところをハサミなどで切ってください。これを「摘芯(てきしん)」といいます。摘芯を行うと脇芽(子ヅル)がでるようになります。(東北電力さんの「緑のカーテン運動事務局」メールマガジン6月号より)
と説明されています。
ハサミを当てて
チョキン!
本葉の数を数えて、切る場所を決めたら、一切の躊躇なく茎を切ります(笑)
初めて摘芯をする場合、「本当に切っても大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、
全く問題ありません。
むしろ、摘芯をしないとスカスカのカーテンになってしまいます。
我が家でも初めて挑戦したゴーヤのグリーンカーテンでは、少し摘芯を躊躇したために結果としてみすぼらしいカーテンになった良い思い出があります(笑)
残りのゴーヤもハサミを入れて摘芯です。
プランター①
プランター②
一見、無残に切り取られたかに見えるゴーヤですが、これが立派なグリーンカーテンを作るための重要な作業です。
ということで、摘芯作業も無事に終了!
この後、様子を見ながら何度か摘芯をして立派なグリーンカーテンに仕上げていきたいと思います。
以上、ゴーヤの摘芯でした。